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fate
宿命がもしもあるのだとしても
夜明け前の街 駆け抜けて
まだ誰も知らない場所 探しだしたいよ
季節の輝きに
目を細め ただ立ち尽くす
この手を伸ばしても
届かない はるか彼方へ
はかないもの そっと包み込みたいよ
消えてしまわないように
触れられる確かさだけが欲しいのさ
まだ名前はなくても
季節はめぐりゆく
色の渦 目を奪われる
この手を伸ばしても
届かない はるか彼方へ
宿命が定められているのならば
逃れられないのなら
せめて今 あと少し もう少しだけ
さまよわせていて欲しい
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